誰からも愛されるハンバーグの歴史
ハンバーグは昔から家庭でも親しまれている食べ物ですが、いつ頃から人々に食べられるようになり世界に広まっていったのでしょうか。こちらは、多くの国で親しまれているハンバーグの歴史についてご紹介致します。
「ハンバーグ」という言葉の由来はドイツのハンブルグから来ていると言われており、労働者向けの食事として親しまれていたタルタルステーキが起源だと言われています。タルタルステーキは、およそ13世紀頃に中央アジアに住んでいたタタール人が硬い肉の部分を細かく刻んで食べていた生肉料理です。ドイツではこれを焼いて食べるようになりました。
安い肉でもおいしく食べることができるタルタルステーキは庶民の間でとても評判になり、瞬く間に大流行していったようです。
お肉の他にも様々な食材を組み合わせてかさ増しの工夫もしていたとされています。この焼いたタルタルステーキは、ドイツからの移民によってアメリカでも広がりました。
時代の流れや国の違いにより、ハンバーグは様々なアレンジメニューが親しまれるようになりました。
お肉がまだ高価なものだった日本でも、安い鶏肉や豚肉の合いびき肉を使って豪華なお肉料理が作れるメニューとして家庭で人気を集めました。現在では、スタンダードなメニューとして親しまれている深いコクを持ったソースが魅力のデミグラスハンバーグや、チーズのまろやかさが合わさったチーズハンバーグがハンバーグの定番メニューとして愛されています。
また、さっぱりとした和風おろしハンバーグや豆腐ハンバーグのようなヘルシー志向のものまでアレンジの種類は多彩です。当店では、自慢の自家製ハンバーグを提供しています。肉汁たっぷりでジュージーなハンバーグをお楽しみください。